08.11.13, 19:55

歯をケガしたら 。。。1

本日、外傷(友達とぶつかって永久歯がグラグラする!)で来られた小学2年生のお子さんがいらっしゃったので、外傷について少し書いてみます。

歯のケガをしたことがある人って以外と多いのではないでしょうか?

特徴としては、部位でいえば圧倒的に前歯が多いのですが、症例は実にさまざまで

   割れる!

   折れる!

   抜ける!

など見ただけで分かるものやしっかりした検査をしないと分からないものもあり、見た目だけで判断できないのです。

それで、大事なのは歯をぶつけたりした時には、まず歯科医院で検査をしてもらった方がいいです。

ケガだと知らずにそのままにしておくと、あとで痛みがでたり
変色したりすることがありますので。。。

今回は大まかなケガの種類を分類して次回以降で少しずつ1つ1つについて書いていきますね!^^

<割れた!&折れた!の場合>

こういう場合でも、若いだけに治る可能性も高いので、できるだけ神経は取らず、可能な限り被せずに治療を心がけています。折れた歯のカケラがあったら、歯科用接着剤で元通りの形に出来る場合が多いので、お持ち下さい。^^

(1)亀裂・・・ヒビが入っただけで症状もなし。(たまに水などがしみる場合あり。)

  → 経過観察

(2)エナメル歯冠破折・・・先端だけ小さく欠けた場合

  → コンポジットレジン(歯科治療用のプラスティック)で修復

(3)単純歯冠破折・・・先端がポキリと折れた場合で神経に影響がない場合

  → 経過観察後にコンポジットレジンで修復

(4)複雑歯冠破折・・・折れて神経が見えている場合

  → しみるなどの症状がだいぶ強くても、神経が生きている場合は、神経の見えている部分を少しだけ取り除き、傷口を薬で保護した後に、折れた歯のカケラを元のところに戻して接着。
(カケラがない場合でも、コンポジットレジンで元の歯の形に近付けることができます。)

(5)歯冠ー歯根歯折・・・比較的根の上の方で折れていた場合
  
  → 骨の中で歯根が折れていても、神経が生きていた場合は元通りの位置に戻したあと、固定すると神経も生きたままの状態で大丈夫な場合もありますが、通常は神経を取り除く処置が必要な場合が多いです。

  → 歯ぐきの中のほうで折れていて被せ物も出来ないような場合は神経の処置をしてから隣の歯を利用して小矯正で歯を引っ張り出して、被せていく場合もあります。(抜歯になる場合もあります。)

(6)歯根歯折・・・根の先端の方で複雑に折れている場合

  → 抜歯になる場合が多いです。

これは、あくまでも治療例で、レントゲンでの状況などで処置が変更になる場合もありますので、まずは歯科医院でご相談下さい。。。

ちなみに今回の患者さまのようにグラグラしている場合は次回詳しく書く予定です。

               
posted by 院長   歯にいい話(小児歯科)    

08.03.31, 00:18

患者様の訪問^^

昨日のお昼休みに、以前の患者様が久しぶりに来院されました。

妊娠の安定期(5~7ヶ月ごろ)に前歯の治療をされた方で、2ヵ月の赤ちゃんをスタッフにお披露目に来て下さいました。

なんでも、ご自身は小さい頃から虫歯になっていたみたいと、ご両親から聞いたみたいで、赤ちゃんだけは虫歯になる前から連れてきていいのか?などのご相談も兼ねてということでした。

今までも、8ヶ月の赤ちゃんを連れてきてブラッシングの指導をご質問に来てくださったお母さんもいらっしゃいました。

今はその赤ちゃんも1歳を迎えて乳歯の奥歯も萌出してきたので、予防処置も始めています。

自分としましても、これが理想です。

虫歯になってからくると、どうしてもお子さんは歯科医院は怖いところという先入観ができてしまいますが、痛いことはしないところということが分かれば、もし治療が必要になったとしてもスムーズに処置に入れると思います。

歯は、元気な成長を支えるとても大切な体の一部なので、よりよい育ちのために健康な歯を育てていくのに多いにハートデンタルクリニックを利用してみて下さい。

具体的に妊娠中から始めるミュータンス菌(むし歯の原因菌)の母子感染予防としては、

① 両親が虫歯治療をすませる

② 母親は朝晩最低2回、フッ素入り歯磨き剤でみがく

③ 両親や家族が、キシリトールを1日3回程度摂取する

④ 年に2回程度、歯科医院で歯のクリーニングを受ける

などの基本的なことをこころがけることが大事だと思います。

歯が生えていない乳幼児期でも、離乳食やおしゃぶりの取り扱いなど、“ あご育て ”の話しなどいろいろ相談してみて下さい。

またこのブログでも少しずつ成長時期に応じた虫歯予防ポイントを書いていきますが、待合室にいろいろな歯科関連の雑誌(待合室で読む患者様向けの月刊誌も)置いています。

これからも患者様にいろいろな情報提供するのが、自分の役目だと思っていますので、待合室などでの情報提供の手段もいろいろ模索中ですが、こういうことが知りたいとか、こういうものがあったらいいという物などありましたら、できるだけ要望に応えたいと思います。

あと、1週間(4月5日)で開業してから1年になりますが、いろいろなアイデアを形にかえて日々進化していきますのでこれからもよろしくお願い致します。^^
posted by 院長   歯にいい話(小児歯科)    

08.02.22, 19:32

乳歯の前歯の治療と予防

乳歯でも前歯って結構見えますよね?

そこでお母様方からも、むし歯の部分が黒くなるので進行止めの薬(“サホライト”)は塗らないで下さいって最初から言われる場合もあります。

できるなら白い詰め物を詰めてくださいと。。。

ここで専門的に解説しますと、まず乳歯の前歯は永久歯より歯髄腔(しずいくう)という神経などが入っている管が大きく、削ればすぐ神経に達しやすいのです。

それであえて危険を冒してまで削って白い詰め物(レジン充填)をしないというのが大きな理由です。

もちろん、永久歯への交換もだいたい5歳半~7歳くらいで比較的早いのでというのもあります。

当医院でも、通常は上記理由で削ることはしませんが、今まで進行止めのサホライトを塗布する時は、説明した上で保護者の方に同意していただいたら処置するという方法でした。

では、なんで黒くなるのか???

それはこの“サホライト”は1ml中に380mgのフッ化ジアンミン銀が含有されていて、むし歯の部分にこの銀イオンが反応して黒くなり、初期むし歯の進行抑制や二次的なむし歯の抑制、象牙質知覚過敏症の抑制などに有効に作用するのです。

でもやっぱり自分も親なので、黒くなるのにはちょっと抵抗あります。。。。。

それで、当医院ではこれまでフッ素塗布に使用していた“フルオールゼリー”というフッ素歯面塗布剤(1g中に20mgのフッ化ナトリウム配合)を利用して塗布することに変更!しました。

これは“サホライト”ほどのフッ素濃度でなないですが、定期的に塗布することにより同程度の効果でむし歯の予防にはなるし、着色もないので抵抗ないと思います。

今までフッ素塗布でやっていた方法は、この“フルオールゼリー”を綿花で塗布するだけだったのですが、作用時間が短いことが気になっていました。

それで、上と下の歯列に合ったトレーという入れ物の中に“フローデンフォーム”という泡状のフッ素歯面塗布剤(1ml中に20mgのフッ化ナトリウム配合)を入れて上、下で各4~5分噛んでもらうことで作用時間を長くし、かつ小さいお子さんでも抵抗なく受け入れられるようになりました。

また当医院ではフッ素塗布やシーラントなどの予防処置の際にはレーザーで歯質強化したうえで処置などしています。

分からないことなどはお気軽にご質問などして下さいね!^^
posted by 院長   歯にいい話(小児歯科)    

07.06.30, 16:33

お子様の治療開始年齢

今、患者様としてこられているお子さんの1番小さい子は1歳です。

お母様方からのご質問で多いのが、“ 何歳から治療が始められますか? ” というものです。

もちろん個人差はありますが、1番最初から歯医者さんは怖くないところ、というイメージを持ってもらったほうが、治療になったとしても入りやすいです。

ので、できれば1歳くらいから(1歳半の検診前後からくらい)がいいのでは?と思います。

もちろんそれまでは、むし歯になってないのが1番よいのですが。。。

やはり、大きなむし歯になってからだと処置が痛い処置しかできないので、むし歯になる前から予防のお話や処置を受けに来るとお子さんも喜んで歯医者さんに行くのではないでしょうか?

実際、5歳のお子さんで、最初に行った歯医者さんで押さえつけられて処置されたイメージが大きく残っていて、お母さんに抱っこされないと診療用のチェアに座れなかったのが最初でした。

しかし、それから1人で座るようになり、衛生士さんのお姉ちゃんの名前を教えてもらってから呼ぶようになり、今では1人でレントゲンを撮影したり、予防のシーラント処置をしたりできるようになりました。

いよいよこの次からは削る処置になりますが、すんなりいけそうな感じです。

いつも帰る前にはバイバイしてから、キッズルームで30分くらい遊んでから帰ります。

また、他の小さいお子さんを連れてこられる方々も、お互いにお母様の治療の時には、他のお子さんの面倒も見ていただいています。

もちろん、受付の目の前がキッズルームなので、安心です。

お子様が小さいから、とご自分の治療もためらっていらっしゃるお母様方やお子さんの治療はどうかな?と不安なお母様方も1度足を運んで、お話してみませんか?

できる限りの情報提供をするのが、自分の役目だと考えていますので、なんでもお気軽にお聞き下さい。

でも、行ったら治療されるし。。。と思うのでしたら、お電話でもよろしいですよ。^^

皆様方のお役に立てれば、自分やスタッフの喜びにもなります。

本日の午前の診療も長引いて、30分延長になり、お昼を食べる時間もままならなかったので、“午後の診療が始まってから30分はスタッフルームで休憩してていいよ” とお話したのですが、午後の診療開始と同時にみんな何も言わずに手伝ってくれました。スタッフには本当に感謝しています。

開業から3ヶ月間一緒に働いているスタッフですが、すばらしいスタッフに巡り会えたことはありがたいことです。

これからもハートデンタルクリニックあたたかく見守ってくださいね!
posted by 院長   歯にいい話(小児歯科)    

07.06.04, 20:25

患者さまの層。。。

今回は、うちの医院に来院して下さっている患者様方なのですが、今日の内訳でいうと、9割近くがなんとお子様方なのですよ。(小学生以下です。)

自分も、小学3年生と1年生の娘がいますので、子供の診療は大好き!です。なぜって、こんなにやりがいのある仕事ってないのでは?って思いますよ!。

今までいくらむし歯になっていたって、永久歯が完成する中学1年生くらいまでにむし歯0を目指せばいいのでは?っていう考えなので、予防も治療も長いスパンで見ています。

お母様方の中には、むし歯になっているのに削ってもくれない歯医者なんて!って怒られるかもしれませんが、今無理に治療して、あとあと、歯医者さん嫌いになって多くの虫歯を見過ごすよりも、楽しい感じで歯医者さんに来てくれるまで、気長にいきましょうよって感じです。

なので、早く・急いで治療を終わらせたい方には向いていないかもしれません。。。

うちはほとんどが予防処置です。

また、ほとんどのお母様方に衛生士さんが予防関連のお話をタイミングを見て行います。もちろん、そこに自分も割って入ってまで話します。患者様とゆっくり話すスペースとして、予防関連の商品がならんでいるスペースがあるのです。

もちろん、中には大きい虫歯のお子さんもいらっしゃって、本当なら抜歯が必要?と思われる歯でも隣の6歳臼歯の永久歯が生えるまでは、つっかえ棒の役目をするので、抜きません。!

ただ、お母様方には、もし強い痛みなどがあったら抜きましょう、そしてスペース確保しましょうって話しています。

だって、自分の天然の歯に勝るものはないですよ。

小さいお子さんでも泣くときは治療しません。しかし、お子さんでも1人の人格を認めて、約束した上でこちらも約束は必ず守ります。

それで慣れてくればそこからは早いペースで進みますよ。

自分の考えていた以上に、みなさんが予防の情報を求めていることに考えさせられました。

自分も、今以上に学び、正しい予防の情報をお伝えしようと思います。

また、いろいろご紹介下さり、今来院して下さっている患者様方にもこの場を借りてお礼申し上げます。

また、忙しい中、時間外まで頑張ってくれるスタッフにも感謝です。。。。。
posted by 院長   歯にいい話(小児歯科)    

07.04.20, 19:42

抜かない矯正のはなし

今回は少し専門的な話を書きます。

小さいお子様がいらっしゃる方などは、永久歯の歯が生え変わるときにとても心配されると思いますが、歯が並ぶスペースがなくて、歯が重なってきたら、すぐに乳歯を抜いてもらっていませんか???
一時的には、永久歯が並んだように見えますが、実際はそのスペースは他の永久歯が出てくるためのものなので、まったく解決にはなっていません。

歯医者であれば、歯を抜くのは簡単です。

しかし、それだからこそ抜かないでいい方法を提示してくれるほうが、本当に患者様の将来を考えている歯医者だと思います。

実際、歯が重なって出てきた場合には、早い段階で歯列を拡大してあげて、並ぶスペースを時間をかけてゆっくりとつくってあげればいいのです。

前歯の4本ずつさえきれいに並べば、ほぼ問題なく永久歯への交換はスムーズにいくでしょう。

ますはご相談下さい。相談自体は無料です。

あと、怖がって泣く子供でも大丈夫です。

泣かないようにじっくり、お子様の成長に合わせて処置すればいいのです。子供の治療は大の得意です。。。

お子様のお口の中をこのハートデンタルクリニックにまかせてみませんか?
posted by 院長   歯にいい話(小児歯科)    
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