10.10.29, 10:25

効果的なフッ素での予防法

 “ 歯についた汚れを歯ブラシでゴシゴシ磨き落とす ”

これさえすれば、むし歯予防の方法だと思っている方も多いと思いますが、ブラッシング自体は歯周病予防には有効であっても、むし歯を効果的に防ぐ方法だとはいえません。

とういうのも、むし歯になるのはブラッシングで落とせるプラーク中の細菌が原因になっているだけではなく、糖質の摂取・歯質の強さ・食べものを摂取する時間の4つが複雑に絡み合っているからなのです。

その中でも、むし歯を防ぐには

『 フッ素が配合された歯磨剤を高濃度のままむし歯になりやすい場所に届ける 』

ことが重要なのです。

フッ素入り歯磨剤によるむし歯予防効果は

   “ フッ素濃度が高い方が効果が大きい ”

ことが分かっていて、特に300ppm以上のときに効果的に歯の表面にとどまることも分かっています。

またむし歯予防のためには2分程度は300ppm以上の濃度を維持することが推奨されています。

ただブラッシング中に歯磨剤中のフッ素はだ液によって徐々に希釈されるので、歯磨剤の使用量が少ないと口内のフッ素がすぐに薄まってしまい、予防効果も低下してしまいます。

そのため、フッ素の配合濃度が1000ppm以下に定められている日本の歯磨剤では1回に1g以上の量が推奨され、ブラシ部分が2cmの大きさの歯ブラシでは約2/3の量に該当します。

さらにフッ素をむし歯になりやすい部位に高濃度のまま届けることが重要なので、だ液で薄まらないうちにむし歯になりやすい奥歯などから順番に磨いていくのが効率的になります。

それに加えてフッ素濃度を長持ちさせるため、最初に歯ブラシを水でぬらさない、すすぐ回数をなるべく少なく抑えるということも重要になってきます。

これだけでは十分ではないですが、意識してブラッシングすることがまずは大事です。

*今回のブログは日本歯科医師会発行の「日歯広報」を参考に記載しています。
posted by 院長   歯にいい話(予防歯科)    

10.10.23, 22:08

フック

img10100004_1 img10100004_2                   半年くらい前のミーティングでスタッフからの何気ない提案。

『 仕事中の男性の方が来院されたときに、持ち物置きにも使用しているイスの上ではスーツの上着がしわになる!』

というものでした。

それからはネットなどでも色々自分で探して見つけたのが、このフックでした。

まずはいつも心がけている丸いデザイン(診療室内のものも子供がぶつかっても大丈夫なようにほとんど丸(円)になっています!)でハンガーをかける穴も2つあり、さらに上段にもかけられて耐荷重も8kgあるので、女性のバッグ類でもOK!です。

今ではユニット(診療用イス)の調整に来られる営業の方も作業中には利用されます^^

このように、ミーティングは月2回昼休み前の1時間を利用して行うのですが、最初にその月の担当(順番制で。。。)のスタッフが話し合う議題を挙げて、自分にチェックを受けたら当日はスタッフのみで最初に話し合い、その後15分くらいで自分も含めて話し合います。で議事録も担当が記載していきます。

また毎日の反省ノートも1日1つでも気になったことと改善点を全員ノートに記載して、月1回はミーティングでも再度話し合います。

これも開業当初からのスタイルです。

1年以上継続している2週間ごとの予防関連商品のセールもミーティングで受付から挙がった提案です。

当医院のスタッフのおかげで、どんどん改善して成長できているため感謝しています。

これからも患者さま、お1人・お1人のご希望に少しでもそえるようにさらに頑張っていきます!^^
posted by 院長   院内のお気に入り!    

10.10.21, 20:09

秋。。。

もう1ヶ月くらい前になりますか・・・

須木村に栗拾いへ行って秋を感じたころは、まだ蒸し蒸ししてまだまだ真夏の感じでしたが、最近は朝晩は例年通り冷え込むような感じになってきて。

やっぱり秋は自分の生まれた季節なので1番好きな季節です。

食べものもキノコ類や栗、また旬な魚もあっておいしいものばかりですが、ついつい食べ過ぎる季節でもあります。

ただこの時期は毎年健康診断(今度の日曜日)があるので、少しは気を使って食べているのですが、なかなか体重が落ちなくなってきてメタボへ近付いていっているような???

身長170cm(本当は168cm!)なので体重74kgはさすがに重い感じ。以前は健康診断では体重が少し重いだけで
  
   “  肥満  ”  や  “  やや肥満  ”

の文字があっても、周りの皆からは

『  それって筋肉質だからでしょ?  』

と言われ、自分もそうそう、と返事していたのが、最近はそうも言っていられないお腹の状況で。。。

秋はいろいろ考えることも多く、自分自身を変えるのにもいい季節かな?と思います。

そういえば、この前初めて 『 鑑定書 』 というものを書きました。というのも当医院の患者さまでお亡くなりになった方がいらっしゃって、デンタルチャート(今までの歯科治療歴)と照合して身元を確認するというものです。

確かに歯科の治療歴は通常28本(親知らずを除いて)あるので、それの詰めたり、被せたりしている種類や場所がすべてカルテとそろうとその方と一致する確率は確かだと思いました。

自分は 『 宮崎県警察歯科医会 』 にも登録しているので、こういう風にして少しでも歯科医療以外でも法歯学的な立場から協力・援助できることがあるんだと実感させられました。とともにご遺体の方のご冥福をお祈りいたします。

これからも自分自身でできる精一杯のことをやっていきながら少しずつでも成長していけたら、と思う秋・このごろです。
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10.10.20, 18:29

3連覇!

この前の週末は佐賀で九州医学大会(歯科医師会の大会)の剣道部門があり、宮崎県歯科医師会チームが3連覇達成!しました。

昨年は先鋒(せんぽう)で出場したのですが、今年は副将(ふくしょう)で。。。

今年は予選の1試合目が鹿児島、2試合目が熊本Bとあたり1試合目から接戦の連続で予選も昨年と違い何とか勝ちあがりました。

(口蹄疫の影響で体育館・武道館がまったく使用できなかった時期もあったため練習不足もあり??)

で個人戦は今年はベスト8で敢闘賞受賞!したのですが、まだまだ不完全燃焼の感。

でそのまま決勝トーナメントで長崎、決勝で熊本Aチーム(3年連続同じ対戦)とあたったのですが、自身は貢献できず。

特に決勝では自分が負けなければ、すんなり優勝できたものの自分の負けで代表決定戦にまでもつれ込み薄氷の勝利でしたが、なかなか感動する勝ち方の演出になりました!^^

しかし、往復が空港バスで宮崎空港⇒飛行機で福岡空港⇒地下鉄で博多駅⇒特急で佐賀駅でホテルへ徒歩3分となかなかの4時間の旅

決勝で勝ったものの、今年は帰りのJRにギリギリだったので閉会式(表彰式)にもでないで、そのままタクシーで会場をあとにして佐賀駅からまた4時間~という感じで、月曜日の診療後もまだ疲れが抜けない状態でした。

確か昨年の大会後にやせる!と宣言していたのですが、今年も体重74Kgで逆に昨年より体重増に!

ただこの体重でもこの成績だったので、来年こそはベスト体重の65kgくらいにしぼってもっと精進して出場します^^。。。
posted by 院長   院長のいろいろ。。。    

10.10.15, 21:06

歯周病の脅威!

日本での糖尿病患者数は900万人弱(2007年の国民栄養調査)といわれていますが糖尿病の可能性が否定できない人も加えると2210万人と想定されているそうです。

原因は主に生活習慣の欧米化といわれていますが、糖尿病が怖いのは網膜症、腎症、心疾患などのさまざまな合併症を一緒に引き起こすところで、歯周病もその一つとして挙げられています。(最近はTV番組でも2時間スペシャルを組んでまで歯周病の特集をしていましたのでご存知の方も多いと思いますが。。。)

この歯周病を放っておくと、糖尿病患者はインスリンの効きが悪くなって糖尿病が悪化し、歯周病もさらにひどくなる可能性があります。

逆に血糖値の管理をし、歯周病の治療をした患者の場合は、歯の状態もだんだんよくなり、歯周病治療をすることによりインスリンが働きやすい状態になるため、血糖コントロールが改善する事例も報告されているとのことです。

これまでも書いたことがありますが、歯周病はさらに心筋梗塞や脳梗塞などの心臓血管疾患を発症するリスクも2.2~3.4倍になることも報告されていて、歯周病がひどくなると細菌などが歯ぐきの血管内に入って体中を駆け巡り、心臓や脳の血管に達して心筋梗塞や脳梗塞のような血管の病気を引き起こすことがあるのです。

歯周病を防ぐことは、糖尿病の悪化を抑え、心筋梗塞などの予防、ひいては全身の健康にもつながるのです。

(他にも歯周病と関連のある疾患としては低体重児出産、呼吸器系疾患、消化器系疾患、骨粗しょう症など様々です)

また30歳代以上の8割以上が歯周病といわれていて、ほとんど自覚症状がないので早期発見して治療することが大事です。
(一度失われたアゴの骨や歯ぐきは元にもどりません)

さらに歯周病になって治療が終わった人と、一度もなっていない人では、経験した人の方が再発しやすいため、かかりつけの歯科を決めて定期的に歯の健康の維持・管理を行うことがおススメです。

それ以上に歯みがきや歯間ブラシなどでのオーラルケアを毎日しっかり行うことで歯周病は予防できるので、セルフケアでの自己管理が大切です。

ちなみに11月14日は「世界糖尿病デー」で、2006年の国連総会で指定されました。

(このときに  『糖尿病の全世界的脅威を認知する決議』  も同時に採択されるほどになっています)

また自分も  「日本糖尿病協会」  にも属していて、歯科医師からの歯周病と糖尿病(もしくは全身疾患)との関連の情報をできるだけ多くの方々に発信できるようにしています。

※今回のブログは日本歯科医師会広報の『歯っぴいスマイル』を参考に記載しています
posted by 院長   歯にいい話(一般歯科)    
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