08.05.21, 15:17

フッ素についていろいろと。。。

フッ素とは、自然環境に広く分布している自然元素で、土壌や空気、水、食物などに存在しているものらしいですが、あまりなじみないですよね?
また、毎日の食事を通じて体に摂取されている歯や骨を健康に保つためには必要な栄養素(必須栄養素)の1つだそうです。

で、う蝕予防剤に用いられてるものはフッ化物で、歯質を強化する効果が高いため、世界各国で用いられていますが、

Ⅰ.フッ素が多く含まれている食品としては

イワシ(8~19.2ppm)
海草 (2.3~14.3ppm)
牛肉 (2ppm)
りんご(0.2~0.8ppm)
じゃがいも(0.8~2.8ppm)
みそ (0.9~11.7ppm)
塩  (25.9ppm)
紅茶 (0.5~1ppm)
緑茶 (0.1~0.7ppm)

などがあります。こんな食べものにフッ素が入っているなんて意外だな~っと思うもの多いですね!

※ppm=100万分の1の割合を示す単位で、例えば“フッ素濃度1ppm”とは、物質1kg中にフッ素が1mg含まれていることを示します。

①う蝕予防のフッ化物と食品に含まれるフッ化物は性質としてはフッ化物イオンとして存在し全く同じものです。

②フッ化物の局所応用は、用法・用量を守って施行すれば安全で有効な方法です。

一時期、フッ素の安全性について問題視されたこともあったみたいですが、それにはやはり濃度についてや、不特定多数の方が摂取する水道水に希望しないのにフッ素を添加するのは?などという問題みたいです。
また、昔はフッ素の利用を各行政や歯科医師が反対した時期もあったみたいですが。。。

フッ素がなぜむし歯予防に有効なのか?というのは

Ⅱ.フッ化物の歯への作用

①・・・耐酸性の向上→フッ素はエナメル質の結晶表層でフルオロアパタイトを生成してむし歯になりにくい歯面を形成します。

②・・・再石灰化の促進→フッ素はだ液中のカルシウムイオンやリン酸イオンとともに歯の表面に沈着し、エナメル質の生成を助けます。

③・・・抗酵素作用・プラークの最近に対する抗菌作用→プラーク中に潜むむし歯の原因菌が産生する酵素の働きを阻害したり、酸を産生する能力を抑制したりしてむし歯を予防します。

こういう作用によるものなのです。

いろいろなフッ素の商品については、ホームページにも多く掲載していますが、詳しくは院内でもご相談下さい。

次回から

1.フッ化物歯面塗布について 
2.フッ化物洗口について 
3.フッ化物配合歯磨剤について

の3回に分けて詳しく書いていく予定です^^
posted by 院長   歯にいい話(予防歯科)